ヤマギワソフト火災現場レポート

まぁ同人誌を買うついでに野次馬してきただけなんですが。
写真や火災原因などは、他のニュースサイトやBLOGなどで山ほどレポートされていると思うので
見てきたままを書きます。
 
昼の2時頃に秋葉原着。総武線を降りて電気街口へ。
通い慣れた道も、今日はなにか言いようのない緊張感があります。
休日という事もあって妙に人の多い大通りを歩き、東京三菱銀行前の交差点に近づくと
あのソフト館が…… 変わり果てた姿で立っていました。
 
いつも発売直後のCDやDVDをデモしていた1階の店頭コーナーはビニールシートで囲われ、
周りには立ち入り禁止のテープが。警察・消防の車両も何台も停まってました。
店内は見られませんでしたが、同ビルの1階にあるミスタードーナツは看板が半分ほど溶け落ちていて
火の勢いがかなりのものだった事を想像させました。
 
2階は中が完全に空っぽになってました。おそらく商材も棚も全て燃え尽きたのだと思われます。
3階・4階も窓ガラスが割れていましたが、一部の棚が商品と共に残っている様でした。
吊り下げPOPなども燃えずにそのままあったので、おそらく上の階への延焼を防ぐために
消防隊がガラスを割って水を入れたんでしょう。
5階から上は、窓ガラスも(ススけてはいましたが)割れておらず、ポスターなどもそのまま
張られていました。ただ火に近いところの印刷物は火の熱で変色していた様です。
 
まんだらけに行くためソフト館脇の道を通ろうとしましたが、先述のテープで封鎖されていたので
仕方なく東京三菱銀行前の交差点から裏通りへ行くと、表通りでは感じなかった異臭が鼻につきます。
火災当時ソフト館から発生した煙は、CDやビデオテープなどのプラスチックが大量に燃えたために
かなりの有毒物質が含まれていたそうですが、その残臭が漂っている感じでした。
 
いつになく混み合った裏通りを進むと、さきほど入り損ねたソフト館脇道の反対側に。
こちらもテープで封鎖され、現場検証が行われている様でした。
同ビルの脇道側1階にある喫茶店は、封鎖区域内のため中の様子は分かりませんでしたが
店頭のガラスは割れていませんでした。さすがに店内は無事では済まなかったでしょうが…。
 
 
そこにあるのが普通だと思っていても、それは永遠に絶対のものではないという事を改めて実感した、
そんな1日でした。秋葉原電気街名物・ヤマギワソフト館の、1日も早い復活をお祈りします。